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新本店ビルのグランドオープンについて

 大分みらい信用金庫(理事長 森田展弘)は、2022年12月1日(木)に新本店ビル(別府市駅前本町)が竣工し、2023年3月28日(火)にグランドオープンする運びとなりました。つきましては、グランドオープンセレモニーを執り行いますのでお知らせいたします。
 なお、新本店ビルの名称は「大分みらい信用金庫 本店ビル」といたします。
 
1.新本店ビル建設の趣旨
  1922年に創業した当金庫は、2022年4月に創立100周年を迎えました。旧本店は1964年に建設され、既に建設後57年を経過して老朽化が進んでいましたので、創立100周年記念事業の一環として、以下のコンセプトを掲げ、本店を建て替えいたしました。
 
2.基本コンセプト
  基本コンセプトを「地域、職員に永く親しまれる本店」としており、安全性、快適性、柔軟性、地域貢献、しんきんかん、低費用をキーワードにしております。
         
 ○別府駅前通りに面している立地を活かし、大規模災害時には、近隣住民や帰宅困難者の受け入れが可能な機能を備えています。具体的には飲料水や食料、毛布等を備蓄しているほか、シャワールームを設置しています。なお、帰宅困難者等の一時滞在施設の提供については、別府市と協定を締結することになり、当日調印式を開催する予定です。
 
 ○別府市に本店を置く金融機関として、本店営業部のATMコーナーや受付カウンターなど、本店ビル内には別府特産の竹をふんだんに使用しています。また本部エントランスには、別府市の伝統工芸の竹細工を金庫役職員のほか、総代様や金庫OB等も参加して、地元職人が造形を手掛けたオリジナルの作品「みらいのたまご」(当金庫OB会寄贈)を展示します。
 
○駅前通りに面したスペースには「みらいギャラリー」を設置し、街角からの文化発信をテーマに、地域に居住している芸術家の方のご協力の下に作品を展示し、地域の人々や旅行者の方々が、自然な形で芸術に触れ合う接点を提供いたします。
 
○本部エントランスには、金庫や地元の記念物等を展示することで後世に歴史を継承することを目的として、地域の歴史資料を展示するコーナーを設けています。
 
○職員が働きやすい職場環境(ES・職員満足の向上)を目的として、東南壁面は全面ガラスカーテンウォールとし、採光により職場を明るくしています。また全館LED照明や人感センサーを設置して省電力化を図っています。
 
○職員間の連携強化や協議等のスピードアップを図るため、部署間は壁で間仕切りせずオープンフロアとしています。さらにペーパレス化の進展を目的としてキャビネットを減らしたほか、個人机の引出しを最小限として将来の無線化、フリーアドレス化に備えています。
 
○別府湾が一望できる最上階に食堂を設置し、一人でも食べやすいように外向きの眺望座席を多く設置しています。また食堂から展望デッキに出入りしてリフレッシュできるようにしています。
 
○各所を高齢者や障害者に配慮した設計としているほか、LGBTにも配慮した「みんなのトイレ」(多目的トイレ)を設置しています。
 
○BCP対策として南海トラフレベルの津波に備え、1階出入口等に浸水対策(防水板)を設置しています。また機械室や発電機などは屋上に設置しているほか、エレベーターも巻上機上部設置方式を採用して災害に備えています。
 
3.概要
  建築主:大分みらい信用金庫 理事長 森田展弘
  設計者:株式会社クマヒラ一級建築士事務所
  施工者:株式会社佐伯建設
  建築場所:大分県別府市駅前本町765-1、765-7
  用途地域:商業地域(準防火地域)、温泉市街地景観地域
  主要用途:事務所(本店の新築)
  敷地面積:2,126.86㎡
  延床面積:3,981.48㎡ 鉄筋コンクリート造陸屋根6階建
 
4.グランドオープンセレモニー
  日  時:令和5年3月28日(火)8:00~
  場  所:大分みらい信用金庫 新本店ビル
  来  賓:別府市長、別府商工会議所会頭、別府駅前通り商店街理事長、自治会長等
  その他:別府翔青高校書道部による書道パフォーマンスなどを予定しています。

以上